震災後の今&クラシノソコアゲ
2023地域フォーラム in 宮古
6月18日(日)、宮古市「イーストピアみやこ」において、「2023地域フォーラム in 宮古」を開催しました。連合岩手は、岩手における「クラシノソコアゲ」は「震災からの復興」をキーワードとして、これまで3回の地域フォーラムを開催してきました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期となっていましたが、4年ぶりに開催し、連合各構成組織、自治体関係者、商工団体から約100名が参加しました。
佐々木会長は、これまでの地域フォーラムを振り返った後、次のように述べました。
「今年の春闘では、岩手においても過去最大級の賃上げが実現していますが、そこにはまだ、地域間格差や、産業別の格差、企業規模の違いによる格差、雇用形態の違いによる格差、男女間・障害の有無による格差が依然として残っています。さらには人口減少による労働力不足、若者の地域外・県外への流出という重い課題もありますが、コロナ禍を契機にDXの進展、若者の地元志向、移住・定住ブームなど、これまでに無かったことも起きています。」
「本日は、宮古市を中心に活躍されております、5人の方々の提言を拝聴し、地方であることの弱みを強みに変えていく、「地域の笑顔と中小企業の元気のためのプラットフォーム」づくりに取り組む契機としていきたいと考えます。」
「それでは、本日は、時間に限りはありますが、会場のみなさまと、提言される5人の話題提供者の方々と一緒に、働く者の賃金の「底上げ・底支え」「格差是正」について考えて参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」