4月19日、「連合岩手と岩手大学との提携講座」の第2回が開講し、連合岩手の八幡博文会長が講義を担当しました。
自身の紹介や「ILOフィラデルフィア宣言」などを交えつつ、働くということの意味を賃金だけでなく社会貢献や充実感も含めて捉えようと学生に投げかけました。
また、労働組合は戦後、民主化の一環として合法化され、労働者の待遇改善や地位向上に貢献してきたが、組織率の低下やイデオロギー、政党との関係など、様々な課題がありながら結集することを選び、連合が結成された経緯を語りました。
連合の求める政策を実現するためには、政治に関わることも必要で、「政治を軽んじると政治によって不利な立場に立たされる」ことを、主権者として覚えておいて欲しいと強調しました。
学生からは、アルバイトより手取りの低い職場の話、ストライキが減っている原因についてなど、現実に即した質問があり、関心の高さを伺わせました。