連合岩手(八幡博文会長)は10月26日岩手教育会館で第30回年次大会を開催しました。大会は佐藤茂生代議員(電力総連)、小岩睦代議員(JAM)を議長団に選出し、来賓として連合本部・安永副事務局長、達増岩手県知事、谷藤盛岡市長、岩手県労働者福祉協議会を代表し東北労働金庫岩手県本部・砂金本部長、国民民主党県連・黄川田代表、社会民主党県連合・小西代表、自由党県連・関根幹事長から祝辞を受けました。
挨拶で八幡会長は「2018春闘では賃上げの流れは力強く継続した。地場中小が多い岩手では、大手との賃金水準の差が課題」とし、来年に迫った参議院選挙、統一自治体選挙については「協力関係にある労働団体、政党と連携し政権に対峙した勢力の結集に力を注いでいく」と述べました。
報告・議事では、一般活動報告、会計報告などが承認され、「2019年度具体的運動方針(案)」などの議案が確認されました。質疑討論では「働き方改革関連法改正では、時間外労働上限規制の署名活動の取り組みの結果、付帯決議をつけることができた。感謝する」(運輸労連)、「給付型奨学金実現に向け運動してきた。経済格差が教育格差にならないよう取り組んでいく」(高教組)、「連合のスケールメリットで存在アピールを。『アクション36』にも取り組んでいく」(自治労)などの意見や決意が出されました。
また「連合・愛のカンパ」の助成を受けることとなったNPO法人スペシャルオリンピックス日本・岩手(平野ユキ子理事長)の代表の方から、活動内容のご紹介と助成に対する感謝のことばをいただきました。