12月4日、シーパル大船渡おいて気仙Shine upプロジェクトが主管して、ジュークアンリミテッド(株)のグラフィックデザイナーで、加藤麻衣盛岡市議会議員を講師に招き「働き方改革フォーラム」第3話を開催し、職場における性の多様性を尊重することの大切さを学んだ。講演に先立ち坪井リーダーは、「プロジェクトは「男女平等参画に関する課題」を扱い、色々な場面で発生する男女間の格差解消、男女がいきいきと働き、生活できる環境整備に向けた課題の掘り起こしを図る機会として単組担当者との意見交流、研修会を企画している」と挨拶。
講師の加藤氏は、学生時代からLGBTの居場所づくりや啓発活動を行っており、多様な生き方のできる社会づくりを訴えて今夏の盛岡市議会議員選挙に立候補、二位の得票数で初当選した。LGBTは男女の同性愛者、生物学的な性別と自身の認識が一致しない人、SOGIは性的指向と性自認を英略したアルファベットの頭文字をとった言葉。理解不足が学校でのいじめや職場での不当な評価にもつながっている。多様性を排除しないためには、「普通」の価値観を押し付けないことが大切」と呼びかけた。