第92回岩手県中央メーデーは、5月1日(土)午前10時30分より、盛岡城跡公園(岩手公園)広場で開催されました。今年は、検温、消毒などの新型コロナ感染症拡大防止対策を徹底し、参加者限定、短時間の開催とし、約400人の組合員が参加しました。
主催者挨拶で鈴木実行委員長(連合岩手会長代行)は、「労働者の置かれている環境を踏まえ、改善するための施策を社会に訴え、特にも立場の弱い方々に寄り添った運動を進めなくてはなりません。時代が変わろうとも、環境が変わろうとも理念と基本的な取り組みは変わりません。共に手を携え、すべての働く者のために運動を前進させましょう」などと述べました。
続いて、岩手労働局・稲原局長、岩手県・達増知事、盛岡市・藤尾副市長、岩手県労働者福祉協議会・齋藤副会長(こくみん共済coop岩手推進本部長)から来賓挨拶をいただき、立憲民主党県連・木戸口英司副代表(参議院議員)、社民党県連合・木村幸弘代表、階猛衆議院議員、横沢高徳参議院議員、小西和子・軽石義則・柳村一各県議会議員ほかの来賓が紹介がされました。
集会では「着実な復興・再生と防災・減災の社会づくりに取り組む」「分断から連帯へ」「支え合い・助け合いと共生の社会の実現を」「私たちが先頭に立って働く仲間をまもり、笑顔のために感謝と思いやりの絆をつなぎ、希望あふれる未来を切り拓いていく」などとする「メーデー宣言」を参加者全員で採択。(声を出さない)団結ガンバローを三唱し、厳しい状況下での運動の継続を誓い合いました。