第93回気仙地区メーデーは、5月1日に労働3団体(連合気仙・平和環境・友愛会)で構成する実行委員会が主催した。当日は雨の予報を考慮し、デモ行進は行わず、会場を大船渡魚市場に変えて、メーデー集会を行った。集会には12団体、約70名の来賓・組合員が参加した。梅木実行委員長は「東日本大震災から11年が過ぎ、各地からくる人や企業はだいぶ少なくなったが、犠牲になった方々の苦しみや悲しみは消えない。1日も早いコロナの影響の収束を願うとともに、戦争は絶対に許してはならない。住みよく、安定したまちづくりのために、声を上げていこう」と述べた。戸田公明市長・東北労働金庫高田支店支店長の高橋敬二様より挨拶を頂き、その後「1人ひとりが尊重される 多様性を認め合う社会をめざし みんなが輝く未来をつくろう!」とメーデースローガンを決定した。
その後、各労働組合が作成したアピールパネルの審査が行われ、今年は佐々木朗希投手をモチーフとした力作も見られた。審査を待つ間には、抽選会も行われ、多くの参加者の方に景品が届けられた。アピールパネルの選考結果「龍振鉱業労組」が昨年に続き最優秀賞を頂いた。最後に梅木委員長のガンバロー三唱で集会を締めた。
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