戦後77年を迎え、戦争の記憶は遠くなりつつある中、県内の仲間と連携し、恒久平和の実現に向けた世論喚起、核兵器の廃絶を実現するため、気仙地区実行委員会(連合気仙、平環気仙地区センター、大船渡地区友愛会)を結成して気仙地区2022平和運動を展開した。
平和キャラバンは、連合車両と県連合車を使って流し隊として、気仙一円を廻り、世界の恒久平和の実現と被爆者支援の強化、在日米軍基地の整理・縮小、日米地位協定の抜本改定など、「二度と戦争を起こさない、二度と戦争にならないように、二度と戦場に子どもたちを送らないように」と平和の尊さを訴えた。18時からは、3団体や連合気仙加盟企業・団体の労組組合員ら、約40名が横断幕やのぼり旗を掲げ、気仙地区平和集会に集まった。
はじめに、長崎の鐘の音に合わせて黙祷を捧げた後、主催者を代表して梅木実行委員長より挨拶を受けた。実行委員長は、ロシアによるウクライナ侵攻などに触れ、「武力による軍事侵攻は断じて許すわけにはいかない。武力による解決は何も生み出していない。安全で安心できる街、国、争いのない世界を目指して声を上げていこう」と呼び掛けた。来賓には、県実行委員会より、飛田洋一様にお越し頂き、ご挨拶を受けた、その後事務局が綴った千羽鶴を伝達した。スローガン・課題、アピールを確認し、実行委員長の発声で「核兵器のない平和な世界を目指し、3団体団結してガンバロー」を三唱して閉会した。
連合KesenNo.144号機関紙2022.8.3へリンク
https://www.rengo-iwate.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/連合気仙機関紙No.144号.pdf