第87回気仙地区メーデーは、労働3団体(連合・平和環境センター・友愛会)による実行委員会が主催し、2016年5月1日(日) 9時30分からカメリアホール(盛町)で開催した。
連休中の日曜日、雨模様ということもあって参加状況が危惧されたが、ご来賓・組合員・家族等を含め約300名が結集した。会場では、連合青年委員会が「熊本県を中心とする九州地震」への救援カンパを呼び掛け、38,874円の心あたたまるご協力をいただいた。
梅澤岩雄実行委員長(連合気仙地域協議会議長)は、熊本県を中心とする巨大地震からの復旧・復興、東日本大震災から復興の姿が見え始めた今、生涯暮らし続けられる街づくりの重要性、将来の雇用・生活に対する不安を払拭して明日への確信をどう創っていくか、健全で緊張感のある民主主義のため、第24回参議院議員選挙闘争では、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて、組織内候補の必勝と推薦候補の勝利のために奮闘しよう!と訴えた。
戸田公明大船渡市長をはじめとする7名のご来賓から挨拶をいただき、メーデースローガン・メーデー宣言・暮らしの底上げ実現に向けた特別決議を採択。東日本大震災後、初めてとなるデモ行進では、ハンドマイクと工夫を凝らしたプラカードを掲げてメーデーの意義を市民にアピールした。
子ども達を対象に「駄菓子の袋詰め放題」イベントや地元商品を景品とする抽選会、大船渡市議会議員選挙も重なって日程のない中、各単組が作成したプラカード(76枚)を審査・表彰するなど、一味ある労働者の祭典となった。
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